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20th演劇公演「熊人」直前SP インタビュー

本番を週末にひかえたムナポケ20th公演『熊人』。今回も多彩なゲストを巻き込んで、いつも以上にシュールなムナポケ芝居を繰り広げます。

今回は本番直前SPとして、ムナポケのキレイ担当”まりーな”こと山本茉利奈をズームイン。かつては「動物園」とまで称されていたムナポケに、ヒトらしい外向性をもたらした新世代メンバーのひとり。友人に誘われムナポケに参加してから5年。以来、「正統派美人」なビジュアルを”気にせず、生かさず、縛られず”、さまざま役でレギュラー出演してきたまりーなとお話してきました。

ー とりあえず、”まりーな”の”まりーな”って、ひらがなですか? カタカナ??

ひらがな・・・、ですかね。どっちでも大丈夫ですけど。

ー まりーなのね、初舞台を観たときに、後から演劇経験ゼロだったって聞いて、すごい舞台度胸のある子だなーって驚いたんですよ。緊張とか感じなくて。

緊張はしないですね。年とってきて、ちょっと緊張するようになってきましたけど。

ー 普通、逆だよね。経験積むごとに緊張しなくなるものだけど。

なんでですかね。わかんないですけど。

ー 今回の『熊人』ではヒロイン、ですね。

かわいげのないヒロインです。正統派のヒロインやってみたいですね。かわいいやつ。声が低いからできないんですけど。

ー まりーな的に声の高さは重要なんだ(笑) でも、とりあえず演出に言っとこう。「かわいい役やりたい」って。かわいいんだし。

前は、ちょっとかわいい役をやらせてもらったりしたんですけど。

ー ムナポケはじめて5年のなかで、どこで変わっちゃったんだろうね。うーん、今回の「熊人」で6作目? これまでのなかで印象に残ってる作品というと?

『最近のSF』(2015年)ですね。このお芝居の役が性格悪くって。これでふっきれたというか。自分のなかのブラックな面がでて。それ以来、性格のきつい怖い役が増えました。

ー そういう役を演じるのは大変なの?

いやぁ、たのしいですね。今となってはやりやすいです。でも、お芝居を観た人に「本当にそういう人」なんだって思われたりもしてて。芝居でできるってことは、そういう本性を持ってるんじゃないかと。

ー外見はかわいいけど、中身はブラックなんだと。

この頃から、日常でもブラックって言われるようになりました。ちょっとなんか解放されちゃったんですかね。

ー かわいいのにね。

うーん、でも、やっぱり中身じゃないですか。

ー それ、自分のこと「かわいい」って自覚してる人がいう感じのやつだな(笑)

中身はおっさんなんで。ギャップがあるんですよ。

ー では、まりーなの考える『中身のかわいさ』とは?

じょ、女子力・・・。

ー ざっくりだなぁ・・・。うん、なんかごめん(笑) 今年の4月にユニット公演に参加して、そこからのムナポケ作品ですが。外部で経験をしてきて、自分自身の変化があれば・・・。

ムナポケからは大石さん、扶有美さんと参加したんですけど。いつもより大変でした。演出の方も違ったし、ホームドラマだったので、役になりきるというか、台詞が自然に言葉としてでるように役にのりうつるというか。・・・大変でしたね。他団体の役者さんとも共演して、意識の高さとか、勉強になりました。これで、前より役に入りやすくなりました。台本とか役が吸収しやすくなったというか。

ー おおお、消化吸収できるようになったと! 今回のムナポケがはじまってからはどうですか。

ムナポケが始まったときは、安心感がすごかったです。今回は「私の知らない私」をみつけることがテーマで。演出の永井さんに言われたんですけど、「答えはまりーなの知らないまりーなにある」って。

ー ブラックなだけじゃない”新しいまりーな”はみつかりそうですか?

解放ですね。するしかないです。

ー 男らしい!

中身おっさんなんで(笑)

ー では、”かわいいおっさん”から「熊人」のPRをお願いします!

正直、やっている側もひと言で言い表せないんですけど。あらすじもうまく説明できないんですけど・・・。演出は本当に斬新ですね。毎回、ムナポケって新しいことを取り入れていて。自信もってやっていいんじゃないかなと。ストーリーは、最終的にしっくりこないかもしれないんですけど(笑)


ー しっくりこないかもしれないけど(笑) 全力で解放するのでぜひ会場でご覧ください、と。

そんな感じです!

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「熊人」はムナポケ恒例の完全Wキャスト!まりーな(山本茉利奈)は11月12日(日)の11時半<パパママ公演>&16時半に出演します。みんな違ってみんないい。だからこそのWキャスト。両方観てみたいなーとうっすらお考えのかたは 11日(土)撮影OKのプレ公演 もございます。ちょっぴりお得な料金で写真撮影や上演中のSNS投稿も大歓迎の特別公演です。こちらもあわせてお楽しみください!

20th produce演劇公演「熊人」

公演情報はこちら

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