作品のあらすじ
老人施設の一室、あの人がいた跡は散乱するトイレットペーパーだけ。
その一方で女の子はつかみきれないリズムを刻み男を困惑させ、また一方である女は新たな命が宿り夫と未来を語っていた。
空に浮かぶ青い星、かすかに聞こえる鈍い音、はっちゃける幼稚園児、甘酸っぱい青春の猫屋敷。
未来は、幸せは、哀しみは、青い星は、近づきつつあった…
#誰かに褒められることもない4DAYS
ワークショップに参加して出演を決断した9人が2時間半程度の稽古2回を経て演劇公演本番に挑む。上演時間はなんと60分。演出的にはムナポケ本公演と大差ないクレイジーな企画に参加する9人の目は、もはや荒れくれた海賊の目。やるしかないのだ、いや、時間がないのだ…最初は30分程度と話していた戯曲を結局60分にしてしてしまった謎の船長(ただのムナポケ永井です)とともに、世界の果てを目指す。その後悔は否、航海は、誰かに褒められることもない4DAYS。…絶対にやらなくても良い戦いがそこにはある。
初回稽古の様子






作演出の永井より作品の補足
物語はとある女性チエコの物語…。福岡伸一氏の著「生物と無生物のあいだ」における概念 動的平衡 を演劇と融合したらどうなるのだろうかという視点で書き上げた演劇的な実験要素のある作品です。主人公のチエコを含めあらゆる役を入れ替わり立ち替わり演じます。テーマとしては、2011年の東日本大震災と、私的ですが私が大切にしていた何人かの高齢の女性が亡くなったことをどうしても戯曲テーマに取り上げたくて書きました。個人的には作品性の転換点だったと思っています。少し悲しい印象のある物語となりますが…決してそれだけではないユーモアや、演劇でしか表現できない点をお楽しみいただければと思います。会場でお待ちしています。
会場
浜松 鴨江アートセンター101
日時
2025年5月31日(土)
開場 16:10
開演 16:30
※上演時間は約60分を予定
※本番をご覧いただけない方は直前のゲネをご見学(有料)いただく方法もございます。お申し込みは公式LINEからになります。
出演
える
大石 健太
鎌倉彩賀
きょうこ
佐野公彦
詩音-shion-
原野扶有美
藤川 こまこ
まりーな
企画・作・演出

「稽古2日で仕上げるんだよっ!」
謎の船長(ただのムナポケ永井です)
ムナポケの作・演出(「紙(静岡県芸術祭賞・はままつ演劇フェスティバル最優秀賞)」「幸福な王子、お化け屋敷へ行く」「爆速1|オニオとヒョットコエット」「太陽の上で」「奇跡の街(静岡県芸術祭賞)」他)
twitter @nagai197612
ヒーローズアカデミー 俳優コース 講師
株式会社週休3日 代表取締役
料金
前売券1,000円
前売券(ムナポケ公式LINE割)500円
当日券(立見)1,000円
ゲネ見学(ムナポケ公式LINE限定)500円
※公演終了後、カンパのお願いをさせていただきます。よろしければご協力ください。
ムナポケについて
ムナポケは、浜松市で演劇公演を中心に活動する学生社会人混成チームです。これまで30回を超える演劇公演・企画を通じ延10,000人以上の皆様にご覧いただいています。静岡県芸術祭賞 他受賞。
















爆速ワークショップ演劇公演について

演劇&演出ワークショップを皮切りに、稽古を2日(各3時間程度)やったあと本番をやろうという無茶企画です。当初は上演時間30〜45分を想定していましたが、なんと60分となてしまいました…参加者も見学者もお客様も?、今まで以上に演劇を楽しんでいただく機会になればと思います。ムナポケで作・演出を務める永井が講師演出を務めます。
「2日の稽古で60分のお芝居が出来上がるの…?無理でしょ?」「ムナポケってどんな作品をやっているの?」「演劇をサクッと見てみたい」という皆様、ぜひご来場をお待ちしています。
前回「爆速」の様子
前回爆速公演[2023]の様子









前回爆速公演[2023]に演劇未経験ながら参加されたゆかさんのレポート
稽古の見学について

5月25日(日) 鴨江アートセンター201
17:20頃、お越しください。スッとお部屋に入っていただいて大丈夫です
17:35 演出から指示・(可能であればシーン稽古22-24)
18:00 通し準備
18:10 通し
19:10 通し終了
19:15 通しを終えての演出
19:50 終了