おすすめの本「私の男」
加藤です。
13thプロデュースが終わって数日たちましたが、
今回役作りの上でも読んだ、おすすめの本を紹介します。
「私の男」 桜庭一樹著
第138回直木賞の受賞作です。
この本は、
父と娘の本です。
「なにもかもを奪いあう父と娘」
というキャッチコピーが描かれています。
とてもよいコピーです。
そのとおりのストーリーが展開されます。
ストーリー自体も好きでしたが、
現在から過去へ向かっていく構成もとてもよいです。
あ、そういうことだったのか・・と、最後思います。
今回、「佐藤警部」という娘を執拗に愛する父親役を演じることもあり、
この本は、発売当初から気になっており、
購入して読んでいました。
ほどなく、脚本家から、
「私の男って本がとても参考になるから読んでみてー」というメールがきて、
ふふ、おれはすでに読んでるぜッ!と
ほくそえんだものでした。
話は濃いですが、
直木賞受賞作だけあって、
とても読みやすいです。
とてもおすすめです。