おススメの本「国境の南、太陽の西」村上春樹著
加藤です。
今日は、僕のおすすめの本を紹介します。
べたですが、
村上春樹です。
僕は大学四年の春に、
彼の本を一気に全部読みました。
なにか、現実と想像の世界の狭間にいたかったんでしょうね。
社会という場にでなければいけない、という現実を目の前にして。
僕が一番好きになって、
今でも、なにかふとした時に、本棚から取り出し読む彼の本は、ノルウェイの森でもなく、羊をめぐる冒険でもなく、ダンス・ダンス・ダンスでもなく、
「国境の南、太陽の西」
です。
この物語は、
中年にさしかかった男が、かつて好きだった女性に出会い、日常に、意味を見出していこうとする話です。
僕がこの主人公と、共通点であったのは、
「一人っ子」であるということでした。
彼が、「一人っ子」であることにたいし、自己分析をしていくのですが、
それが、ぼくにはよくわかった。
そして、
なにげない日常の中にひそむ、不安と、おそれ。そして、そこから抜け出したいと思う、願望。
そんなものが、
いつも僕の心をつきさしてくるのです。
もし、興味のある人は、
ぜひよんでみてください。
(かとう)