WEBパンフレット
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。2年ぶりのムナポケ本公演となります。皆様と再び(はじめて)ここでお会いすることができ、本当にうれしいです。
今回は、パンデミックを経て手探り公演であり、ある意味リハビリ公演となります。感染症対策を含め至らぬ点もあるかと存じますが、少しでも生の演劇と劇場空間をお楽しみいただければ幸いです。
お願い・ご案内
○会場内は隠密にお願いいたします。
○会場内ではマスクを御着用ください。
○上演後の公演アンケートにご協力いただければ幸いです。アンケートフォームはこちらです。※2年ぶりの本公演につき、いつも以上に皆様からのお声を楽しみにしております。
○今回は実験的に、公演後にお客様とトークショー形式でコミュニケーションを取らせていただく時間がございます。(14:00の回は即興芝居をいたします)お時間が許せばぜひ残ってご参加くださいませ。お急ぎの方は遠慮なくお帰りいただければと存じます。
○会場内ではAR(拡張現実)コンテンツをご用意しております。会場内でぜひお試しいただければと存じます。
御挨拶
コロナ禍で演劇が立ち止まって1年と半年。
立ち尽くす演劇を尻目に、世界は新型コロナウイルスという得体の知れない敵に傷つき恐れ、多くの者は右往左往するだけだった。新型コロナウイルスが人間と社会の弱さをこれでもかというほど炙り出し、分断を加速させ、悲しみを溢れさせた。
その中で医療者など一部の勇敢な者が命をかけて闘ってくれた。今も闘ってくれている。大切にしていた人を残し、命を失った者もいる。気軽に「ありがとう」なんて言えない。
私はと言えば、無力なんて言葉では到底片付けられないほど相変わらず無力だ。
「演劇は何もできないし、やるべきでもない。」
その意見に対し、幾らかの演劇人は反論していたし、それはそれで社会として受け入れて欲しいとも微かに願うが、少なくとも私は正直、正々堂々反論できる言葉を持たない。
いよいよ演劇は、少なくてもアマチュア演劇は決定的にアンダーグラウンドになった。次のポジティブな変化まで何年かかるか分からない。
それでも社会の片隅の片隅で、もし、もし、もし。演劇をやることが許されるのであれば。(誰に対し許しを乞うのか分からないし、そう考えること自体が日本のドグマに侵された果ての姿だろうし、文明社会の停滞と劣化に加担する姿勢なのかもしれないが)、今までとは違う価値を目指し、私たちが変化するしかない。
今、演劇は、世界に受け入れてくれと要求する立場ではないし、時ではないと、私は思う。まずは、自らがトランスフォーメーションする。
DXの3つ目の意味は、Defiant transformation
無力な演劇と私たち自身に対する、反抗的な、挑戦的な、大胆な、素直でない、トランスフォーメーション。
無理をしてでも変身する。
作・演出 永井宏明
twitterアカウント @nagai197612
MUNA-POCKET COFFEEHOUSE 作・演出
「奇跡の街」「#教室は繰り返す」「熊人」「青い星と私のトイレット」他の作・演出。
ヒーローズアカデミー 俳優コース 講師、静岡県西部高校演劇部ワークショップ 講師 他
株式会社週休3日 代表取締役
twitterアカウント @3kka_nagai
※「週休3日.com」という新サービスはじめました。ぜひ応援してください。
CAST
キャストA(20日プレ公演/21日14:00)
鈴木美嘉 (guest)
小粥幸弘 (guest)
森下千尋 (guest)
坂本龍太
飯塚茜
MINORI (guest)
永縄みゆき
大内謙志郎 (guest/劇団tips)
キャストB(21日11:00/17:00)
三浦一哲
STAFF
○脚本・演出
永井宏明
○映像テクニカルディレクター/音響・映像オペレート/機材提供
山下宣雄
私は隠れ蓑で姿を消しているので会場には居ません、、、ニンニン
(スタッフワークについて)
私は暗殺者、、、ニンニン。
(作品について)
久しぶりのお客様がいらっしゃる公演。ニンニン。
(作演出 永井について)
お声をかけて頂き感謝です。カンニン。
(特異な忍法)
「下らない駄洒落を言って敵を寒さで凍えさせて動けなくするぞいの術」
言わずもがな、、、ニンニン。
○美術
伊藤彩希
シンプルな舞台美術も、派手な舞台美術も、大切なところは変わらないと思っています。曲がらないよう気遣いながら丁寧にクセをつけて縫われた布、誰も見ないかもしれないような木材の端っこの処理、真っ直ぐに貼られたテープ、皺が出ないよう考え尽くして処理をした紙。そういう一つ一つを大事にする事が、架空の世界を壊さないよう守るのだ、という信念を持ちつつ、慣れない美術の作業を文句も言わずに頑張ってくれた役者さん達へ拍手を送りたいと思います。綺麗に作ってくれてありがとう。
○音楽「忍者ハッタリ君テーマ」制作
花積克明
本日はご来場くださり誠にありがとうございます。演劇界の次世代エネルギーこと「ムナポケ」の消費カロリー高めなお芝居、ぜひたっぷりとご堪能頂けますと幸いです。
(スタッフワークについて)
今作では「忍者ハッタリ君テーマ」の編曲・制作、各種掛け声を担当させて頂きました。OPテーマの原曲となる「忍者ハット○くん」は、昔懐かしのアニソン。原曲のメロディに敬意を持ちながらも割と大胆にアレンジしつつ、10万人+忍者たちが対峙する大河的風景をイメージして制作致しました。
(作品について)
受け入れる、許す。洋の東西を問わず歴史の端々にその困難さを垣間見ることができます。仲良くなろうとすることの失敗が積み重なって、人類はその果てない歴史を作り上げてまいりました。あらゆる時代に共通する難題に挑むある時代の忍者たち。ワンシーンごとに繰り広げられる、無謀あるいは非合理、ちょこっとハートフルかもしれない彼らの一挙一動をお見逃しになられませぬよう!
(作演出 永井について)
いつもありがとうございます。先日「本番直前の週に充電期間を設ける永井氏」に初めて出会いました。たいへん新鮮でした。
(特異な忍法)
「なんでも南蛮の術」
肉じゃがやシチューを作っていると、どうしてもカレー風味にしたい、してやりたいという衝動に駆られることはありませんか。あらゆるお料理をカレー風味に変えるスパイシー&ホットな忍術です。
○照明
川島秀章(株式会社ステージ・ループ)
○チタオ制作
めぐ
○殺陣
伊豫駄博樹
○光物制作
飯塚茜
○効果音制作
山下宣雄
花積克明
○衣装
永縄みゆき、MUNA-POCKET COFFEEHOUSE
○キャスティングアシスト
原野扶有美
○会場デジタルコンテンツ
ナカムラヨシコ
○映像・WEB用写真
三浦一哲
○広報・SNS
ナカムラヨシコ、永縄みゆき、みのり(イラスト)、える(鉛筆イラスト)永井宏明
○最強フォロー
佐野公彦様・原野とおる様
○デザイン・WEB/映像制作・演出/選曲
永井宏明
○企画
MUNA-POCKET COFFEEHOUSE
スペシャルサンクス
浜松市文化振興財団様、静岡県西部演劇連絡会様、ストレンジシード静岡 関係者皆様、鴨江アートセンター様、左口三恵様、中日新聞社様、大和モータース様