おススメの本「バカ日本地図」

バカのバカによるバカのための日本地図です。

というのは冗談ですが、ネットで募集した勘違いや思い込みを基に作られた日本地図です。
謎の地域があったり未開拓地があったり、一体どこの秘境かと言いたくなるような代物です。
完成地図だけ見てもありえなさに大うけですが、作られていく過程がまた面白いのです。
始めはまともな日本地図だったのが、投稿されたコメントを基に少しずつ変化していきます。
県が消滅したり移動したりは当たり前、あるはずのないものが登場したり地形が変化したり。
例えば…
「群馬・栃木・茨城は違いがわからない」ということですべて茨城にされてしまったり。
「岩手と秋田はどっちが東か西かわからない」ということで位置が逆になったり。
「軽井沢はどこにあるかわからないし、軽そうなので浮いてる気がする」ということで浮遊都市になったり。しかも反論が出なくて最後まで浮いていた上、季節によって移動。
「北海道はひし形だったはず」ということで四角くなったり。さすがに反論が多く途中でもとの形に戻りましたが。
始めの２つはともかくとして、あとの２つにはもう笑うしかない感じです。
こんな感じでネタなのかそうじゃないのか微妙なコメント盛りだくさんです。
第２部としてマイバカ日本地図が載っているのですが、こちらも面白いです。
私はむしろこっちのほうが好きです。それぞれ描いた人の性格や興味がはっきり出てて。ネットユーザーのツッコミも面白いし。
バカな事を大真面目にやることが好きな人、そういうのを見るのが好きな人にはおすすめです。
続編として「バカ世界地図」というのがあります。
これは世界中からコメントを募集して作り上げた世界地図です。
アメリカと日本が陸続きだと思っているアメリカ人など、こちらも面白いコメント満載です。
「バカ日本地図」が気に入った人はこちらもどうぞ。
（すぎうら）