おススメの本「ぼくを探しに (The Missing Peace)」
-だめな人と だめでない人のために-
何かが足りない
それでぼくは楽しくない
足りないかけらを
探しに行く
「ぼくを探しに (The Missing Peace)」シルヴァスタイン作 倉橋由美子訳
思春期真っ只中、14歳の頃にこの絵本を知りました。
なんとしても手に入れたくて、あちこちの本屋を探し回りました。
中学生の行動範囲内にあるどの書店にもありませんでした。
生まれて初めて、取り寄せてもらった記憶があります。
絵本はいい。
自分のココロを反射してくれるから。
読むたびに感じること、考えること、浮かんでくることが変わります。
足りないかけらに出会うことも、かけらを探し続けることも、どちらも幸せなことで必要なことなんじゃないかと思います。
時には”ぼく”の旅に微笑んだり、時には涙したり。
何度読み返しても、毎回違う印象を与えてくれる、そんな本です。
(ニムラ)